リフォームしてから売るのは逆効果！？知らないと損する「売却の落とし穴」とは！

実は、リフォームしてから売ることが、必ずしも得とは限りません！
むしろ、状況によってはリフォームしない方が早く・高く売れるケースも多いのです。

 

 

【理由】

「古い家は、リフォームしてから売ったほうが高く売れる」というイメージを持っている方は多いかもしれません。しかし、実際の不動産市場ではそれが通用しないことが少なくありません。その理由は大きく分けて以下の3つです。

 

1. リフォーム費用が売却価格に反映されにくい

リフォームにかけた100万円が、売却価格にそのまま上乗せされるわけではありません。
買主は、自分の好みや予算に合わせて内装をリフォームしたいと考えることが多く、売主のリフォームは「無駄な上乗せ」と見られることもあります。

せっかくお金をかけたのに、それが買主のニーズと合わなければ意味がないのです。

 

2. 中古住宅に求められるのは「リフォーム前提」の価格

最近では、「リノベーション前提で安く買いたい」という買主が増えています。
築年数の経った物件であればなおさら、「自分好みにフルリノベしたい」というニーズが強く、中途半端なリフォームはむしろ敬遠されがちです。

 

3. 費用対効果が見合わないリスクが高い

リフォームにはまとまった費用がかかります。水回りの交換や内装の張り替えなど、数十万円～数百万円の出費をしても、売却価格にそれ以上の上乗せができなければ赤字です。
結果として、**「頑張ってきれいにしたのに、結局値下げすることに…」**というケースも珍しくありません。

 

 

【具体例３選】

 

■ケース①：築20年の戸建てを水回りリフォーム後に売却

「見た目が良くなれば売れやすくなるはず」と、100万円以上かけてキッチンと浴室をリフォーム。
しかし、購入希望者からは「設備は最新でも、外壁や間取りが古く感じる」との声が多く、内覧はあっても決まらず。
結局、最終的に80万円値下げして売却。リフォーム費用を回収できなかった。

 

■ケース②：リフォームせずに“現状渡し”で早期売却

相続したマンションを、「リフォームするか迷ったが、急いで現金化したい」との理由で現状売却。
不動産会社のアドバイスで「リノベーション向き物件」として販売し、2週間で申込みが入り、希望価格で売却成立。
購入者は「自分の好みに改装したい」との理由で、現状を好意的に評価していた。

 

■ケース③：部分リフォームによって逆に印象が悪化

和室を洋室に変更、壁紙だけを張り替えるなど、約50万円の軽リフォームを実施。
しかし、買主からは「中途半端な手直しが古さを強調してしまっている」との指摘があり、内覧後の反応はイマイチ。
最終的に、購入者が自分でリノベーションすることを前提に価格交渉し、予定価格より50万円安く売却。

 

 

【注意点】

リフォームしてから売るかどうかの判断は、物件やエリア、ターゲットによって大きく変わります。以下の点に注意しましょう。

 

1．築年数が20年以上なら、無理にリフォームしない

このような物件は「自分でリノベ前提」の買主が多く、あえて古いままの方が売りやすいことも。

 

2．中途半端なリフォームは逆効果

壁紙だけ、床だけなどの部分リフォームは、むしろ「古さとのギャップ」が目立ち、印象を悪くする場合があります。

 

3．水回りや設備を高額リフォームしても回収できないケースが多い

キッチンや風呂の交換は魅力的に見えますが、コストの回収は難しいことがほとんどです。

 

4．投資としてのリフォームは要注意

売却目的でのリフォームは「投資」と考えられますが、失敗すると“損”をする可能性が高いため慎重に判断すべきです。

 

 

【不動産会社として当社からのアドバイス】

当社では、売却前に「リフォームすべきかどうか」のご相談を多くいただきます。
その際に必ずお伝えしているのは、“物件の状態”と“市場のニーズ”をしっかり見極めることが大切という点です。

たとえば、以下のような対応をしています。

 

1．無料査定時にプロの目線で改善ポイントをアドバイス
必ずしもリフォームでなくても、「掃除や家具の配置替えだけで印象が大きく変わる」こともあります。

 

2．費用をかけずに見栄えを良くする“プチ演出”をご提案
100円ショップの収納グッズや照明で印象アップするアイデアなどもお伝えしています。

 

3．リフォームせずに売る戦略を立てる
「リノベーション向き物件」として訴求すれば、コストをかけずに早期売却につながることも。

 

4．どうしても手直しが必要な場合だけ、最小限の補修を提案
　雨漏り、床のきしみ、異臭などのマイナス要素だけを最小限補修することで、コストを抑えつつ売却力を上げます。

 

 

【結論】

「リフォームしてから売るべきか？」と迷ったら、まずは冷静に物件の状態と市場のニーズを見極めましょう。
必ずしも手を加えることが“プラス”とは限りません。むしろ、何もしない方が得をするケースも少なくないのです。

費用をかける前に、ぜひ私たちのようなプロの不動産会社にご相談ください。
あなたの大切な資産を、最小のコストで最大限に活かすためのお手伝いを全力でいたします。

リフォームに迷ったときこそ、まずは一歩、専門家にご相談を。
無駄な出費を抑えて、納得のいく売却を実現しましょう。

 

 

【私たちホームランドについて】

私たちホームランドは、「地域に根ざした不動産売買の専門会社」として、地元の皆さまに安心と信頼のサービスをお届けしています。「家を売りたいけど、何から始めればいいの？」「誰にも知られずに売却したい」「少しでも高く売りたい」そんなお悩みやご希望に、私たちは親身になってお応えします。不動産の売却は、人生の大きな節目となることが多いものです。だからこそ、わかりやすく、丁寧に、一歩ずつ進めていくことを大切にしています。無料査定から売却活動、契約・引き渡しまで、経験豊富なスタッフがしっかりとサポートいたします。地域密着30年以上の私たちホームランドだからこそ、できるご提案があります。不動産の売却をお考えの方は、ぜひ一度、ホームランドへご相談ください。「相談してよかった」と思っていただけるよう、誠実に対応させていただきます。

 

【ホームランドの不動産売却査定について】

納得いただける適正価格をご提案する方法として、AIとスタッフの両方の視点を活かしたW査定を行っています。AIによるデータ分析で精度の高い査定を実施し、さらに経験豊富なスタッフが現地を確認して価格を算出します。これにより、より正確で信頼性の高い査定結果をお伝えできます。安心してご相談いただけるよう、しっかり査定させていただきます。

 

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